🌿無双帖 Vol.1:「ちゃんと食べているのに、なんだか痩せこけてしまう理由」

11月になりましたね☺️🍂

朝晩はすっかり冷え込むようになって、いよいよ冬の始まりを感じる季節になりました。

ところで皆さん、最近こんなことありませんか?

「あれ?なんか頬こけた?」

「最近、顔が疲れて見えるなぁ……」

「ちゃんと食べてるのに、なんか老けた?😂」

鏡を見て、そんなふうに感じること。

肌がカサカサする。化粧のノリが悪い。唇が乾燥する。手足も冷たい。

でも、別にダイエットしているわけでもない。

むしろ、身体にいいものを選んで、ちゃんと食べているつもり。

それなのに、なんだか疲れが抜けない。

そんな方、いませんか?☺️

今月のテーマは、「潤して、温める」です🌿

でも今日は、

「これを食べたら潤いますよ♡」

「これを飲んだら温まりますよ♡」

というお話だけではありません。

その前に、皆さんに一つ考えてほしいことがあります。

食べたもの、ちゃんと自分の力になっていますか?

ここ、実はすごく大切なんです☺️

🍂11月になると、身体には何が起きる?

11月は、秋から冬へと季節が移り変わる時期。

暦の上では「立冬」を迎えます。

秋の乾燥が続く中、朝晩の冷え込みも強くなってきますよね。

すると、

・肌が乾燥する
・唇がカサカサする
・手足が冷える
・なんとなく疲れやすい
・顔がげっそりして見える

そんな変化が気になる方もいます。

東洋医学では、秋は「肺・大腸」、冬は「腎」と関係の深い季節と考えます。

そして、食養の講義では、「顔は五臓六腑の鏡」というお話をします☺️

身体の中の状態が、顔にも表れるという考え方です。

例えば、伝統的な望診では、頬は肺や大腸と関係が深い場所として見ます。

だから私は、頬のハリや潤いが気になる方には、肌だけではなく、食事や胃腸の状態なども一緒に聞いてみます。

もちろん、頬がこけたから肺が悪いという意味ではありません。

でも、

「最近、顔が変わってきたな」

という気づきは、自分の身体を見直すきっかけになります🌿

🌿身体にいいものを食べているのに、なぜ?

例えば、こんな方。

朝は身体にいいからと、果物やスムージー。

お昼は玄米とお野菜中心。

夜も添加物を避けて、なるべく手作り。

食事にはすごく気を使っている。

でも、

「なんか最近、元気が出ないんです🥹」

「食べてるのに痩せていくんです」

という方がいたとします。

私はそんな時、

「じゃあ、もっと身体にいいものを足しましょう!」

とは、すぐには言いません。

まず聞きたいのは、

「その食事、ちゃんと消化できていますか?」

ということです。

食べたあと、お腹は張っていませんか?

食後にものすごく眠くなりませんか?

便はちゃんと出ていますか?

食事を急いで飲み込んでいませんか?

そして、そもそも食べる量は足りていますか?

ここを見ずに、健康にいいと言われるものばかり増やしても、身体に必要な栄養が不足していることもあります。

「身体にいいものを食べること」と「身体が必要な栄養を取り込めていること」は、同じではないんです。

🌸東洋医学では「脾胃(ひい)」を大切にします

少し専門的なお話をしますね☺️

東洋医学では、食べ物を消化して、身体を養う力に変える働きを「脾胃(ひい)」と呼びます。

簡単に言うと、

食べたものを、自分の元気に変える働き。

例えば、畑を想像してみてください🌱

どれだけいい肥料をあげても、土の状態が悪ければ、植物は元気に育ちにくいですよね。

私は、身体も少し似ていると思っています。

どれだけいい食材を選んでも、食べる量が足りなかったり、胃腸の調子が悪かったりすると、身体を十分に養えないことがあります。

だから私は、何を食べているかだけではなく、

「食べたあと、身体はどうなっている?」

というところまで見たいんです☺️

🌿口や唇にも、身体のサインが出る?

東洋医学の望診では、口や唇も脾胃の状態を考える手がかりの一つとされています。

例えば、

・唇が乾燥している
・口の周りが荒れやすい
・食後にお腹が張る
・便がゆるくなりやすい
・食べているのに疲れが抜けない

こういう変化が重なっていたら、私は胃腸の状態も見てみたいと思います。

ただし、唇の乾燥は空気の乾燥や口呼吸などでも起こりますし、体重が減る原因もさまざまです。

一つのサインだけで、体質を決めつけないことも大切です☺️

🍚そして、意外とできていないのが「噛むこと」

ここ、皆さんどうですか?😂

朝は子どもの準備でバタバタ。

お昼は仕事の合間にササッと。

夜は家族のことをしながら、気づいたら自分のご飯を流し込んでいる。

「今日、何食べたっけ?」

ってなることありませんか?🤣

身体にいい食材を選ぶことには一生懸命なのに、食べる時は5分で終了。

これ、ちょっともったいないと思うんです。

噛むことは、食べ物を細かくして唾液と混ぜ、消化を助ける大切な働きです。

食養でも、私は「よく噛むこと」を大切にしています。

だから、まずは一口だけでも、いつもより丁寧に噛んでみてください。

食べ物の味。

甘み。

香り。

口の中で変化していく感じ。

それを味わうことは、前回のコラムでお話ししたマインドフルネスにもつながります☺️

スマホを見ながら食べるのではなく、今、目の前にある食事を味わう。

食べることそのものに意識を向けてみる。

それも、立派な食養だと思っています🌿

🍲じゃあ、11月は何をどう食べる?

ここまで読んで、

「なるほど!で、結局何食べたらええの?😂」

って思った方。

ここからが食養の実践です♡

11月は、秋の乾燥を引きずりながら、冬の冷えも始まる季節。

だから私は、「潤す」と「温める」を一緒に考えます。

例えば、こんな食材を使います☺️

🤍 れんこん
東洋の食養では、秋の肺を養う食材として大切にされてきました。煮る、蒸す、すりおろすなど、温かい料理にも使いやすい食材です。

🌿 白ねぎ
香りがよく、加熱すると甘みが出ます。寒くなる季節には、温かい料理に取り入れたい食材です。

🥕 人参・ごぼう
土の中で育つ根菜。食養では、じっくり火を通していただくことで、秋冬の食事に合うと考えます。

🍄 きのこ類
食物繊維や旨みを含み、煮物や蒸し料理にも使いやすい食材です。

🐓 鶏肉
良質なたんぱく質を補える食材。身体を維持するために必要な栄養を、食事からしっかり取ることも大切です。

私は、植物性食品を中心にしながら、動物性食品も必要に応じていただきます。

食養では動物性食品を全体の約1割を目安に考えることもありますが、痩せている方や栄養不足が気になる方は、その数字にこだわりすぎず、必要な栄養が足りているかを大切にしてくださいね☺️

🌸11月のレシピ動画にもつなげていきます♡

今月のレシピ動画では、この「潤して、温める」と「食べたものを力にすること」を、実際の食卓で実践できる形でご紹介します☺️

例えば、「かぶと鶏そぼろの生姜とろみ煮」。

かぶは胃腸にやさしく、柔らかく煮るととても食べやすい食材です。鶏そぼろでたんぱく質を補い、生姜で身体を温めます。

とろみをつけるのは、食べやすくするためでもあります。消化の負担を減らして、食べたものを力にしやすくする工夫です☺️

もう一つ、「里芋と鶏手羽のほっこり煮」。

里芋のねっとりした食感は、乾燥する季節の潤いと滋養に意識したいところ。鶏手羽のコクで、食べごたえもしっかりあります。

温かい煮物で、ほっこり温まる一品です🌿

他にも、長芋と白菜の生姜みそ汁、米粉のアップルパイ風など、今月のレシピ動画では4品をご紹介します。

詳しい材料や作り方は、レシピ動画でお伝えしますね☺️

なぜこの食材を組み合わせるのかを知ると、お料理がもっと面白くなりますよ🌿

ただレシピを覚えるのではなく、食材の働きを知って、自分で料理を考えられるようになる。

それが、あわさろで身につけてほしい力です☺️

🌸今月は「足す」より、まず自分を見る

11月は、身体を潤して、温めることを意識したい季節です。

でも、いきなり食材や健康食品を増やす前に、まず自分の状態を見てみてほしいんです。

朝、鏡を見た時の頬はどう?

唇は乾燥していない?

食後、お腹が張っていない?

食べたあと、眠たくなりすぎていない?

便はどう?

ちゃんとお腹が空いて、食事を美味しく食べられている?

そんな小さなことを、少し観察してみてください☺️

そして、最近明らかに体重が減っている、食欲が落ちている、強い疲労が続いている場合は、季節や胃腸のせいと決めず、医療機関でも原因を確認してくださいね。

🌿翔子のひとこと

私は、食養を学ぶって、

「身体にいい食べ物をたくさん知ること」

だけではないと思っています。

今の自分の身体を知ること。

食べたものが、自分の身体にどう働いているのかを見ること。

そして、必要なものを自分で選べるようになること。

これが大切なんです☺️

食べ物を変えることばかり考えて、食べ方を見ていない。

身体にいいものを探しているのに、自分の身体を見ていない。

そんなこと、ありませんか?

食養は、何を食べるかだけじゃなく、どう食べて、身体がどう応えているかまで見ること。

11月は、冬に向けて身体を大切にしたい季節。

だからこそ、何かを増やす前に、今の自分を知ることから始めてみましょう🌿

✍️今月の小さな実践

今回は難しいワークはしません☺️

まずは1週間だけ、二つのことを意識してみてください。

① 朝、鏡で顔を観察する

頬のふっくら感、肌や唇の潤いを見てみる。

昨日と比べてどうかな?

② 食事を、いつもより丁寧に噛む

まずは最初の一口だけでもいいので、ゆっくり噛んでみる。

そして、食後の身体を観察してみてください。

お腹は軽い?

張っていない?

眠たくなりすぎていない?

何か変化はある?

すぐに答えが出なくても大丈夫です。

「自分の身体って、今どんな状態なんやろ?」

そこに興味を持つことから、今月の食養を始めていきましょう☺️🌸